カバンの背負い方で、「膝の痛み」がひどくなることを知っていますか?

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こんにちは!
ひろ鍼灸整骨院の瀧澤です。
 
最近膝が痛くなってきて膝への負担を減らす為に、
または肩こりが酷くて、アンバランスな力がかかる
肩掛けのショルダーやハンドバッグなどから、
左右均等に力がかかる背負うかたちのカバンに変えてみた!
という人は多いと思います。
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当院に通っていただいている患者さんや街中ですれ違う人達、
電車のなかでいろんな人の姿勢を観察しているのですが、
やはり女性の方は身体への関心があるのか、o脚、x脚、外反母趾、
特に変形性膝関節など足に痛み、悩みを持っている方は
普段のカバンを背負うタイプのカバンにしている方が多くおられます。
そんな背負うタイプのカバンを
使っている方にお勧めしたいポイントがあります。
実は、カバン一つ背負う時には大切なポイントがあり、
そのポイントをしっかりと押さえていないと
膝にお悩みを持つ人は状態が酷くなったり、
肩こりをお持ちの方はその症状が酷くなったり、
今までなかった足に悩みが派生する事があります。
 
ポイントは簡単たったひとつだけです
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右の写真がきちんと紐を調整して
背中とカバンの間に隙間がない良い背負い方。
左側の写真がよく見るカバンの背負い方なのですが、
背中とカバンの間に隙間が空いているのが分るでしょうか??
この隙間が膝の状態を悪くしてしまう直すべきポイントです。
 
まず、背中とカバンの間に隙間ができてしまった事により、
隙間が空いた分を埋めようとまず腰がぐーんと反り腰になります。
そしてカバン重みで頭が後ろに引っ張られます。
写真でも隙間が空いている方が首の角度が反り上がっていますね。
一度使っているカバンの紐を思い切り伸ばして背負ってみてください。
意識してみると腰の反り感や引っ張られる感覚がわかりやすいと思います。
腰が反って頭が引っ張られる感覚があり、
顎を引いてそのまま歩いてみるととても歩きにくくないですか?
こんな姿勢じゃ長時間歩けないですよね。
 
では今度はカバンを背負ったまま背中を少し丸めて猫背に、
頭を前にして膝を軽く曲げて歩いてみましょう。
この姿勢なら長時間歩く事ができますよね。
でもどこに負担が大きくかかるかわかりますか?
実際しばらく歩くとわかるのですがやってみると身体の中で
膝に軸を置いて歩くので膝に体重が大きくかかるのです。
歩く度に膝にかかる負担は膝を守る筋肉を疲労させ疲れやすくなったり、
硬くなり膝のお皿が引っ張られることで痛みが強く出ることもあります。
なので、普段からしっかりと背中とカバンの隙間が
空かないようにする事が膝痛を招かない大切なポイントです。
 
身体の為を思ってカバンを変えてみたりシューズを変えたりしても
実際ポイントを押さえていないと逆に身体の歪みの促進に繋がったり
効果を発揮できないで痛みを解消できない方が多くいらっしゃいます。
 
膝の痛みや、自分の身体にどう向き合っていけばよいのか
悩まれている方はそんな方は一度当院までお問い合わせ頂くか、
お電話(06-6659-1608)にてご相談ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の更新をお待ち下さい。

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