膝の痛みの症状が出てきたら、まずやるべきこととは?

こんにちは!
ひろ鍼灸整骨院の瀧澤です。
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膝の痛みが強く出ている方は、手の甲で膝を触って
熱感があるか確認して下さい。
もし熱感がある場合は膝の関節の中で炎症を起こしている
可能性が高いので氷嚢やアイスノンを用意して10~15分程度
膝を冷やしながらこの記事を読み進めて下さい。
温めてしまうと炎症を助長して痛みが強くなる可能性があるので
冷やすことを専念しましょう。
普段の痛みはないけれど、膝の曲げ伸ばしをしたり
立ち上がる瞬間や長時間歩くと痛くなるという方は
日常生活が忙しすぎて自分の体のケアができない状態が続いたり
そんなに痛くないしすぐに収まると長い間身体の危険信号のサインを
見ないふりをして本格的に痛くなってから動き始める方が多くいます。
実際膝が突然痛くなることは少なく、普段からの身体の使い方で
動いている関節、サボる関節が長年かけて歪みを引き起こし
膝に支障を起こしてしまいます。
そう、膝の痛みの原因は長年かけて積み重ねられた
負担を補っていた膝のもう耐えられない!
うまく身体をつかってくれ!とのサインです。
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膝関節は、股関節と足関節に挟まれる関節なので股関節に付着する
お尻の筋肉や太ももの筋肉が硬かったり、
しゃがみこむ時に踵を浮かさずにふくらはぎにお尻がつかない、
など膝の上下の関節がうまく動くことが出来ないと
膝にかかる負担は格段に上がってしまいます。
つまり痛みが出ている膝関節だけにアプローチをするだけでなく、
股関節、足関節にもアプローチをする必要があるということです。
ストレッチをすることで、無理に身体を支え負担をかけてしまい
硬くなってしまった筋肉のストレスを取り除くことや、
ストレスのかからない動きができるように
筋肉に柔軟性を出してあげることが大切です。
【ストレッチ方法について】
太もの硬さに対しては…
・太ももの後ろ
仰向けに寝て伸ばしたい足のかかとにタオルを引っ掛けます。
肘を曲げずに自分の顔の方にゆっくりタオルを引いて10秒間キープして下さい。
・太ももの前
伸ばしたい足を上にして横向きで寝て下の足をお腹の方に曲げた状態にします。
手で足の甲を掴みかかとをお尻につけるように
ゆっくり曲げていき心地のいいところで10秒間キープして下さい。
足首の硬さに対しては…
・下腿三頭筋(ふくらはぎ)
自分自身と壁の間合いをあけ、壁に手をつき片足を前に出します。
前に出した足をゆっくり曲げ、心地よく伸びるところで10秒間キープします。attachment01
※注意点
つま先が両方とも壁の方へまっすぐ向いている事。
 
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ストレッチをすることで筋肉の負担が解消されたら、関節が安定するように
普段履く靴の紐は必ず毎回結ぶようにして下さい。
膝に痛みが出ているのならば、オススメなのは
クッション性があり、踵の作りがしっかりとした紐靴の運動靴です。
靴を履く時に正しく結び直し踵を固定することで
足首に安定性が生まれ、痛みや負担を軽減してくれます。
きつく結んでいるからといって靴紐を結んだまま靴を履いてしまったり、
靴の踵を踏んで潰すように履いていたりすると
痛みが増してしまうため、症状の改善は難しいです。
【履き方】
・踵を固定
クッション性のある靴や自分の足にあっている靴を作って履いていても
痛みが出る方々の多くは、靴を履く時に足元の
調整が出来ていないことが原因としてあります。
普段通りに靴を履いてみて踵のところに指を入れてみて下さい。
すっぽりと指一本が入ってしまっている状態は足元の調整ができていません。
靴紐をほどいて踵の位置を合わせます。
きつすぎないように軽く紐を引いて結んで下さい。
日本人は外国人と比べ家の中や外出先の室内で
靴を脱いだり、履いたりすることが多いので
一度靴を結び直すことで足元の調整をすることが大事です。
痛みに悩んでいる方は靴を結び直す習慣をつけてみて下さい。
最後に
膝の痛みは普段からの日常生活生活の負担から来ることが多く、
多くの方は自分の身体に時間をとって向き合うことが出来ないでいます。
今回お伝えしたのは股関節、足関節を使いやすくするポイントでしたが
痛みがなかなか引かない方、膝だけではなく
身体の不調のサインに気づかれた方は是非当院に一度御相談下さい。
お問い合わせフォーム
電話番号(06-6659-1608)
以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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