骨折とは、骨がもつ強度以上の外力が加わった為に、折れたり、ひびが入ったり、骨の一部が欠けたり、陥没した状態の事を指します。
骨折には、気づかないほどの小さなひびや重症のものがあり、その状態により治療方法を選択していきます。
症状によって治療法は大きく異なりますが、大きくは保存療法と手術療法に分かれます。
保存的療法とは、ギプスやシーネなどを用いて骨折した部位を安定に保ち、骨が癒合するのを待つ治療です。軽度な骨折や疲労骨折では、この保存方法を行う場合が多いです。
骨の損傷が著しい場合。また、徒手整復が不可能な場合。整復してもすぐに元に戻ってしまう場合。など、体外の整復と固定では骨折の治療が十分に行えず、また年齢や骨折部位や骨の折れ方などの総合的な判断を医師が行い選択されます。
手術療法にはいくつかの種類があり、症状に適した手術方法が行われます。
鎖骨プレート | 上腕骨近位プレート | 橈骨遠位用プレート |
鎖骨プレート | 上腕骨近位 プレート |
橈骨遠位用 プレート |
また、茨木市にある谷川記念病院では手術療法後に、超音波骨折治療器である『アクセラス』を必要に応じて使用していただく事があります。それを用いる事により、骨折の治癒を促進させる事ができ、早期回復を期待する事ができます。
基本的な使用方法としては、骨折からの3ヶ月間、1日20分を使用して頂く事によって、早期回復の効果が望めます。