骨折 茨木 谷川記念病院 外傷性骨折・疲労骨折・病的骨折・脆弱性骨折 JR茨木駅より徒歩5分 | 谷川記念病院

骨折

骨折

骨折とは、骨がもつ強度以上の外力が加わった為に、折れたり、ひびが入ったり、骨の一部が欠けたり、陥没した状態の事を指します。
骨折には、気づかないほどの小さなひびや重症のものがあり、その状態により治療方法を選択していきます。

骨折の種類・原因

外傷性骨折
正常な骨に一時的に大きな衝撃(転倒、転落、交通事故、衝突など)が加わった際に起こる骨折。
疲労骨折
スポーツ選手に多く見られ、同じ部位に小さな力が少しずつ加わる事で発生する骨折。足の甲にある中足骨やすねの内側にある脛骨や、外側にある腓骨などは疲労骨折が起こりやすい部位と言われています。
病的骨折
腫瘍や転移がんなどの疾患の為に、骨の強度が弱くなり軽微な外力でも生じてしまう骨折。
脆弱性骨折
骨粗しょう症患者や高齢者に多く見られ、骨が脆くなっている為、日常生活での軽微な衝撃でも生じる骨折。太ももの付け根(大腿骨近位部)や背骨(脊椎椎体)、手首(橈骨遠位部)が多くみられる部位と言われています。

骨折の症状

痛み
骨折かどうか分からない場合に、痛めた部位の骨を押すと、そこに強い痛みあれば骨折が疑われます。
腫れや内出血
骨折部とその周辺から出血や炎症を起こし骨折部周辺が腫れてきます。また、出血が皮下に広がり数日後にあざがあらわれ始めます。あざがすっかり消えるまでは数週間かかります。
変形と異常可動性
外見から見ても明らかに骨が折れている事や、骨折部での異常な動きでわかる事があります。

骨折の治療

症状によって治療法は大きく異なりますが、大きくは保存療法と手術療法に分かれます。

保存療法

保存的療法とは、ギプスやシーネなどを用いて骨折した部位を安定に保ち、骨が癒合するのを待つ治療です。軽度な骨折や疲労骨折では、この保存方法を行う場合が多いです。

ギプス固定
骨折や捻挫などで痛みや腫れが強く患部を動かすと痛い場合に使います。
シーネ固定
シーネとはグラスファイバーやアルミニウムなどでできた細長い板の事で、骨折した部位にあて包帯やテープで固定します。腫れがひくまでの初期の治療によく用いられます。

手術療法

骨の損傷が著しい場合。また、徒手整復が不可能な場合。整復してもすぐに元に戻ってしまう場合。など、体外の整復と固定では骨折の治療が十分に行えず、また年齢や骨折部位や骨の折れ方などの総合的な判断を医師が行い選択されます。
手術療法にはいくつかの種類があり、症状に適した手術方法が行われます。

ピンニング
Kワイヤーと呼ばれる医療用の先の尖った針金を骨に刺し、折れたところを繋げて固定します。
スクリュー固定
骨折部を医療用のねじで、折れたところを繋げて固定します。
プレート固定
皮膚を切開し、骨折した部位を露出させ金属製のプレートとスクリューを用いて固定する方法。骨の形態や部位によって様々な形状のプレートがあります。

鎖骨プレート 上腕骨近位プレート 橈骨遠位用プレート
鎖骨プレート 上腕骨近位
プレート
橈骨遠位用
プレート

ネイル(髄内釘)固定
骨折した骨の髄腔内にネイル(髄内釘)と呼ばれる金属性のインプラントを入れて骨折部を固定する方法です。
骨内部からの固定となり強固な固定が期待され、骨折部周辺の筋肉や皮膚などを傷める事がなく、他の治療に比べ比較的早期に荷重をかける事が可能となります。
主に大きな骨(上腕骨、大腿骨、脛骨)の中央部分が折れた場合などに、この方法が用いられます。
創外固定
開放骨折や粉砕骨折などで行われる固定です。身体の外側から骨折部をはさんだ両側の骨にピンを数本打ち込み、整復を行った後、金属などの支柱(創外固定器)と連結させ固定させる方法です。

また、当院では手術療法後に、超音波骨折治療器である『アクセラス』を必要に応じて使用していただく事があります。それを用いる事により、骨折の治癒を促進させる事ができ、早期回復を期待する事ができます。
基本的な使用方法としては、骨折からの3ヶ月間、1日20分を使用して頂く事によって、早期回復の効果が望めます。