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免疫を高めるためにするべきこと

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋にあるオルソ鍼灸院の芳賀です。
コロナウイルスの件で、いろいろな情報が出回っていますね。
この機会に、健康に対する姿勢を初心に戻すことが大切なのではないかと考えています。
今まで疎かにしていたことや、知らないことを精査する良いタイミングとなり
今だけでなく、今後につながる予防対策ができる事を期待しております。

 

少しばかしですが、お付き合いください。
私は、免疫を高めるこのように考えております。

 

1、適度な運動は感染症予防に有効

ジョギングや適度な運動は免疫能を高め,感染症予防に有効とされ、適度な運動がストレスや感染に対する抵抗力を強化されます。当ビルの2階、ひろゴンスポーツメディカルジムに通われている高齢者は気持ちも体力もパワフルです。運動をすることで精神的も肉体的にも体力がつくように思います。

しかし激しい運動は免疫能を弱め,炎症やアレルギーを助長し、炎症反応や酸化ストレスを引き起こします。激しい運動をする際は適切な栄養・休養に加え,抗酸化物質等のサプリメントの使用によりこれらの反応を制御できる可能性が示されつつある。とされています。栄養が不足している状態での運動は免疫が落ちるリスクがあります。

当然ながら運動はカラダの栄養を使いエネルギーを産生して動いています。筋肉や骨・関節にも刺激が入り、組織は新しく生まれ変わる代謝が早くなります。その際には栄養が不可欠であり、運動がカラダを壊してしまうこともあります。栄養面を整えた上で、運動に励むことが免疫力アップにつながります。

 

2、ビタミンCで免疫力を高める

ビタミンCはブロッコリーやピーマン、パプリカ、フルーツなどに含まれている水溶性のビタミンです。コラーゲンの材料、メラニン抑制など美容にいいだけではなく、カラダの中で発生した活性酸素を抑制、ウイルスの不活性、免疫強化など免疫が働く際に必要不可欠なビタミンとなっています。免疫に関わる栄養素はビタミンCだけではありませんが、すべての栄養を完璧にすることが難しい方はまずはビタミンCの補給を始めてみてはいかがでしょうか?

 

3,足三里にお灸で免疫力アップ

 

結核・アフリカで日本のお灸が大活躍 薬副作用緩和に
毎日新聞/結核 アフリカで日本のお灸が大活躍 薬副作用緩和に/2017
https://mainichi.jp/articles/20170114/k00/00e/040/162000c(参照 2020-03-02)

毎日新聞の有料の記事ですが、ここでお伝えしたいことをまとめます。

モグサアフリカは「日本の直接灸が結核治療の補助的な役割をつとめえるのか」という研究、および「お灸の普及活動」、「お灸の普及活動をする団体・個人への支援」に重点を置いて活動している団体です。お灸は結核を完治させるものではありませんが、お灸で薬の副作用を劇的に和らげることを論文で発表をされました。

その論文の中で私が注目したのは、足三里にお灸をして免疫力を高めることでした。

この時期に免疫を高めることはウイルス対策として有効になるのではないかと考えています。せんねん灸は間接灸といい、アフリカのように直接のお灸ではないのですが、灸点紙を引いたお灸を動画にしました。やり方を知りたい方はコチラの動画を御覧ください。

足三里

【ツボのとり方】

ヒザ下の外側にあるくぼみから、指幅4本下がったところ。
膝を手で囲むように持ち、中指を伸ばして、指先があたるところ。

 

【ツボに期待できる効果】

免疫力アップ以外にも、体のむくみ 食欲不振・胃もたれ 花粉症・アレルギー
痔 朝起きられない 過食・拒食

 

4、手洗い・うがいは何度もしよう

 

私も一日に何回も手洗いうがいをしています。鍼灸師ということで手洗いはまめにしますが、うがいはこの時期には多くするようにしています。ここでは多くは語りませんが、水洗い、石鹸で洗う、アルコールが変えない状況が続いていますが、アルコールで消毒までするとかなりの除菌ができます。

 

5,太陽光はビタミンDを活性化させ免疫を高める

 

太陽の光を浴びビタミンDはカラダの中で活性化ビタミンDとなり、骨を作るきっかけだけではなく、適切な免疫抗体の産生を促すなど免疫にも関わることが近年研究が進みわかってきました。日焼け対策などで日焼け止めを塗ることで、ビタミンDが活性化されなくなることもニュースで取り上げられていた程です。日光にあたることは、近視の予防にもつながることが報告されています。話がそれましたが、免疫を高めるには、日光にあたること、窓際やベランダに椅子をおいて読書なんてことでもOKです。

 

その他、熱すぎない、気持ちよく入浴できる温度のお風呂に入るなど、睡眠の質を高めるために、寝る前にストレッチを行い、疲労を溜めない生活を心がけてください。疲労をリセットした状態で一日がスタートできると、当然ながら、正しい免疫が働きます。

 

今回の記事のまとめ

・食生活を整え、栄養を確保する。

・太陽光にあたる時間を増やし、ジョギングなどの軽めの運動をする。

・手洗いうがいを徹底する。

・足三里にお灸をする。

・ゆっくり熟睡をする。

 

実に簡単!コロナウイルスは正直、気にせざる負えないのが現状です。これは健康を考え直すタイミングなのではないでしょうか?

マスクをすることで人混みでも安心して空気を吸えるのであれば、マスクはいい意味を持つのではないでしょうか。
生きていればまた新しい感染症が起こってきます。情報に惑わされず、できることはやってみて、今後に活かしていくことが大切だと思います。

 

皆様の健康を応援しています。
この大変な時期を乗り越えて頑張っていきましょう。

ー参照文献ー

J-STAGE/日本補完代替医療学会誌/1 巻 (2004) 1 号/運動と免疫/鈴木 克彦
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/1/1/1_1_31/_pdf/-char/ja, (参照 2020-03-02)

ME-MAMORU 子ども近視情報サイト
https://healthcare.jins.com/memamoru/article/1-2.html(参照 2020-03-02)

Moxafrica Japan/2018
https://www.moxafrica-japan.com/(参照 2020-03-02)

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