~ 秋の乾燥にご注意を! ~

9月のダラダラした残暑も一段落、台風も落ち着き、過ごしやすい、秋らしい日々が訪れるようになりました。10月ですね!
朝晩が少し冷えるようになってきましたが、そうかと思えばフトンをかぶっていると「暑いなぁ」と感じる事もあり、体調管理の難しい時期になりました。ひろゴンでしっかり運動をして、冬にそなえた体力作りを行っていきましょう!
さて、今回は秋の乾燥についてお話ししていきたいと思います。秋は乾燥が強くなり、その乾燥に特に影響を受けるのが、「肺」なのです。
< 秋の乾燥の原因 >
・気温の低下
冷たい空気には水分を多く含むことができないため、気温が下がると空気中の水蒸気量が少なくなり乾燥の原因となります。
・季節風
夏は太平洋高気圧による暑く湿った南寄りの風が吹き湿った空気を運んできます。
しかし秋になると太平洋高気圧の勢力が弱くなり、かわりに大陸から比較的乾いた空気が北寄りの風により運ばれてきます。
< 乾燥による肺への影響 >
漢方でいう「肺」は呼吸を行うほか、水分代謝や、「気」というエネルギーの生成や運行ともかかわってきます。
秋になると、喘息の症状が出る方や、風邪をひいた後に咳だけがいつまでも治らないという方もいます。
喉や鼻の粘膜が乾燥すると、肺の機能が弱り、風邪をひきやすくなったり、アレルギーになりやすくなります。
とくに今年のように夏が暑いと食欲が落ち体力の低下につながるので、秋の乾燥の影響を受けやすくなります。
今年もあと3か月を切りました。インフルエンザの予防接種もまもなく始まります。
早め早めの対策で、病気することなく年内を乗り切れるよう、今から備えていきましょう!

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