久しぶりに歩く。「完」

続き。

八ヶ岳の主峰 「赤岳」 から続く 「阿弥陀岳」  も ↑

見えてきたところで第一関所・行者小屋に到着。

ここで大休憩して下山するのも有りなんですが、

膝はまだ大丈夫ですから大好物は帰りにとっておいて

先に進むことにします。

左が赤岳(標高2,899m) いったん下って右に中岳。 ↓

三年前にこのルートを歩きましたが、

今日の計画では逆コースになります。

ここから一気に標高を獲得していきますので

ゆっくり上がります。

権現岳。↓

こちらも以前小屋泊りで歩きましたが良かったですよ。

権現岳からの富士山 (三年前撮影)

富士山はまだ未登頂ですが、登りたいとあまり思わないのです。

奥が乗鞍方面。 有名ですがまだ登ったことありません。

いい景色を見ながら、けど、しんどいぞ!!

標高を上げていき、赤岳が段々横に見えてきました。

あっちもしんどかったですけど、後半は四足歩行が楽しめます。

因みに、こんな感じ。「三年前の撮影」 これわたくしです。↓

写っている方は頼りになる山の先輩で、後は阿弥陀岳です。 ↓

その間に何も写らないので、何となく急登はお察しできますでしょうかね。

そして、第二関所、阿弥陀岳の直下です。

ここは三年前に赤岳~中岳と歩いてきて、あと50分ほど登れば

登頂というところで、下山時の膝の事を考えて

『まっとれ、阿弥陀!!』 と、心の中で叫び

無念の撤退をした思い出の場所です。

写真ではわかりにくいですが四足歩行を強いられる壁です。

だが、今日は登るぜ!!

この方も山の先輩で。今日は三人で登ってます。↓

ほっと一息。

 

そして、阿弥陀岳山頂(標高2,805m)

三年前の忘れ物を取ってきましたよ。 パチパチ(^_-)

山頂からの眺め

奥が赤岳、手前が中岳と、尾根歩きが楽しめます。 

ま、ハイキング感覚ではないですけどね。

当初の計画ではこのルートを登って下りて、

登って下りてと!!だったんですが、

先輩もこの日は股関節に痛みを持ちながらの

山行だったので、来た道をたどり無事下山し、

楽しい9時間30分の山行を終えました。

 

 

「何故、山に登るのか?」 ってよく言いますけど、

わたくしの場合、登頂した達成感より、登るの大好き。下り大嫌い!!の

道中が魅力でしょうか。

しんどいし、下りは苦手で場所によってはかなりの緊張感を強いられますが、

下山した時の安堵感は 「ハンパねえ~」 といったところですね。

 

利用者さんの中にも昔、山登りをされてた方がおられて

「山ってしんどいねんな~ 下りてきた時は もう行かん!!

と思うんやけど、また、時間が経てば登りたなんねんなぁ~」

と、おっしゃっていました。

 

個人的な趣味で、三回に分けて書いてしまいましたが、

興味のない方にはただ長いだけでしたね。

申し訳ございませんでした。<(_ _)>