こんにちは、オルソ鍼灸院の芳賀です。
先日、知人から「お客様の旦那様が会社の人間関係で病んでいる男性」について相談があった。
このようなメンタル的な対応も、芳賀はできるのか？
と質問がありました。
答えは「できるかもしれないし、できないかもしれない」
まずは、できないかもしれないと伝えたのは、臨床心理士のような心理カウンセラーではないから。
カウンセラーのようにどのような対応が良いのかを勉強したことが無いし、経験による対応しかできないので、メンタルに対して、対応できるかといわれると、餅は餅屋と答えた。
しかし「できるかもしれない」と答えたのにはこのような理由を伝えた。
鍼灸や整体を通して心と体を癒やす
鍼灸治療をしてきた経験から、そのようなメンタルのケアをしてきて、見事に職場復帰してくださった患者様がいたり、施術後に「心がスーッとした」「ここに来ると心も体も楽になる」ありがたいことに「芳賀先生と話をしていると癒やされる」と言われることがある。
※ときには厳しいことも、失敗したなと思うこともある。
なので、施術の中の「触れる」「手当て」「コミュニケーション」「会話」「お灸が心地良い」「お灸の香りが好き」「鍼が響きが気持ちいい」「整体の刺激がかゆいところに手が届く」など様々な心地の良い刺激が心や体に作用して、結果的に心が癒やされたり、浄化されたりする。
そういった意味では、長い目を見ながら、施術を行うことで、一旦、崩れてしまったメンタルや心を修復することができるのではないかと考えています。
栄養素が不足することで起こる精神疾患
また、栄養の勉強をする中で、精神疾患にはビタミンB3やビタミンB6が必要不可欠であることを勉強し、過度なストレスやアルコール・薬物・過剰な糖の摂取によりビタミンB群やその他の栄養素を消費してしまうことから、栄養療法を同時に行う。もしくは栄養療法をしながら、サポートをしていくことができると感じている。
腑に落ちるロジックと刺激が大切
なので、治療はその人に合う刺激で、その人が安心して、施術を受けられる空間と治療家、そして、なぜこのような状態になってしまったのか？どうしたら改善していくのか？その人が納得できるロジックを説明し、腑に落ちれば、鍼でも灸でも整体でももしくは手かざしでもなんでもいいのかもしれないと思っています。
そのなかで、私は鍼灸師でもあり、ありがたいことに整体や気功・栄養療法を学ばせていただいたので、気持ちの良い整体や無痛整体や鍼や灸といった引き出しから、その人に必要な刺激を選んでいます。
知人から「芳賀先生、なんか引き出し増えたね」と言われ、少し前は「それは鍼灸ですね、栄養ですね」といい意味で思ったことを突き通す、悪い意味で堅苦しい選択肢しかない人間でした。
少し、成長を感じた話でした。
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オルソ鍼灸院
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