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寝違えに鍼治療は効果はあるのか?

ある日突然、目が覚めると首が痛くて起きるのも一苦労。「また。寝違えた・・・」と頻繁に寝違えを発症している方も多い。その理由は披露の蓄積と日常の姿勢の悪さ、慢性的な筋肉の硬さによるものが多いのが現状です。お問い合わせでも寝違えで鍼灸を求められることが多々あり、施術後は100%ではありませんが生活に支障が出ない程度に回復することがあります。

当院で施術をさせていただいて感じることは、まず何とっても姿勢が悪い、そして筋肉が硬い。特徴的なのは猫背+ストレートネックになっている方。そして椅子を利用するときに背もたれにびっしり背中を付けていることです。背もたれなんだから当たり前でしょ。なんて声も聞こえてきそうですが、背もたれを利用することでもれなく、骨盤が後傾(骨盤が後ろに倒れること)することで背中が丸くなり、腰や背中の筋肉や関節に負担がかかります。

猫背になると、重たい頭が前に傾くの、その傾いた頭を支えるために首の筋肉が緊張し続け、気づかぬ間に首の筋肉に疲労が蓄積し、限界に近づくと寝違いを起こします。

また猫背になることで、背中が丸まり、肩や肩甲骨も前方に移動します。いわゆる巻き肩になります。巻き肩が続くと、肩の後ろの筋肉が常に伸ばされた状態で緊張し、筋肉が固まってしまいます。

そのため、当院の施術では、寝違えといえど、首だけでなく、肩周り、背中から腰の筋肉まで緊張を緩め、関節が動かしやすいように調整を行います。

寝違えは筋組織の酸欠状態から

普段の肩こりや首こりは、疲労物質の蓄積から凝りを感じます。凝りの状態に加え就寝時の姿勢などで部分的に血流障害が起こり、起床時の朝には筋組織の酸欠状態が最大になってしまい、寝違え(筋肉の硬直による痛み)が発生するパターンが多いようです。

その他には、同じく肩首の凝りや緊張が強い状態で、無理な姿勢や振り向き動作、筋力トレーニングなど力み動作で突然起こることがあります。

治療回数の目安

先生、寝違えて一週間立つんだけど、まだ治らへん。そのように相談される方もいるほど寝違えは根深いのが現状です。もっと早く相談してくれればと思ってしまいます。大抵の寝違えは何もしなくとも1週間で治癒します。

寝違えの症状を1回で100%治すことはなかなかできません。しかし症状は劇的に良くなります。一刻でも早く寝違えの症状を取りたいのでご来院される方が多いのですが、当院では軽症で3回、もともと頚椎の異常や強い肩こりある場合など考慮して重症で5回程度を想定しています。

寝違えの対処法

寝違えをして間違った行動の一つを紹介します。それは、「首を回す」という行為です。第一に頸椎の安静を基本としてください。なるべく首を回す動作を避けるようにしなければいけません。炎症が起こっていることは間違いないとも思いますので、湿布や保冷剤などでアイシングをすることもおすすめです。

寝違えた直後に患部を揉んだり強くストレッチをしてしまうと逆に炎症を広げてしまい、本来数日で治るものが1~2週間以上も痛みが残る場合があります。くれぐれもお気をつけください。

寝違いを何度も繰り返す場合は、頚椎に異常がある可能性もあります。一度、専門医に診てもらうことをお勧めします。

もしも、私(芳賀)が寝違いを起こした場合、まずはアイシングをします。そして何度も繰り返すようでしたら、整形外科でレントゲンを取ってもらい、頸椎などに問題がないかなど医師の判断を仰ぎます。その後、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師など国家資格を有した信頼のある先生に見てもらい、身体の調整をしてもらうでしょう。

寝違えを和らげるつぼ

ここでは自分で手軽に使用できる、寝違えた場合の頚の痛みを和らげるツボを紹介します。このツボは患部から離れたところにあるため、自分でも安全に刺激することができます。

「落枕(らくちん)」

落枕とは、ずばり寝違いのことを意味します。このツボは、手の甲の人差し指と中指の付け根にあります。頚の痛みのある側のツボを、反対側の手の親指で2~3分強めに押してください。押してる間少し痛みがマシになったら少しずつ痛くない範囲で動かしてみてください。くれぐれもやりすぎは禁物ですよ。

一刻もはやく症状を治したい、今後再発しない体を作りたい方は当院にご相談ください。

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